その後の経験
まあ、酎ハイも飲んでいましたが、カクテルや日本酒にはあまり手を出さなかった。あまり飲んでいなかったのですね。この日本酒がいけなかった。日本酒の味も分かりませんでしたから、つい飲み過ぎてしまったのです。グラスで七杯も飲んでしまったでしょうか。いつの間にか僕は眠ってしまったのです。
彼女に揺り動かされて気付いてみれば、彼女以外の仲間はもういなかった。と、その途端、急に吐き気を催してきたのです。慌ててトイレへ行こうとしましたが、今度は足が立たない。日本酒の飲み過ぎです。もう、そこからは僕の記憶はところどころなくなっていたのです。
次に気が付いてみますと、なぜか僕の部屋の中でした。彼女が僕を部屋まで連れてきてくれたのですね。僕はまったく覚えていなかったのですが、うつろな中で自分の家を指示していたそうです。彼女は布団まで敷いてくれて、そこに僕を寝かせてくれました。そこからまた僕の記憶はなくなるのです。
後日、お礼のつもりで僕は彼女を食事に誘いました。できればこの時に告白をしようと思ったのです。なぜかイケるのではないかと思いまして。それでいろいろ話をしていますと、実は彼女には今つき合ってる彼氏がいまして、その彼氏が、あろうことか僕の中学時代の親友だったのです。奈落の底に突き落とされた思いがしましたが、彼女へ告白しなくて良かった、とも思いました。